『PRINCE OF LEGEND』感想追記

先日話した『PRINCE OF LEGEND』だが、私が10話全部有料で見た後全話無料公開されたというので大草原不可避である。

しかし、元々私はガチャ以外金払いが悪いオタなので、久々に推しコンテンツにガチャ以外で現ナマを落とせてむしろ良かった。

そしてドラマ版の最終話である10話目を見た。

映画では「伝説の王子選手権」というのが催されるようだが、ドラマ版では何故王子たちが、そんな面白いことになったのかの経緯が書かれている、映画を見るならドラマはマストだろう。

そして今まで「こいつら本当にヒロインのことが好きなのか」という部分があったのだが、この10話目で「各々割とマジ」ということが分かったので、乙女ゲーマーとしては「面白くなってきやがった」という感じである、映画版もぜひ見たい、だが家からは出たくないので、家で見られるようになったら見たい。

プリレジェの良いところは「とにかく見やすい」「暗い所がない」という点だ。

ヒロインは王子に言い寄られるというより「王子に身に覚えのない因縁を次々につけられる」という状態であり「とんだ災難」であることは確かなのだが、本人が「私結構幸せなんで」と言ってる通り、身寄りがなく貧乏で父親の借金を返している上ぷりれ、毎週ろくに話したこともない男が告ってくる、という状況にも関わらず「かわいそう感」がない。

何故なら普通、特に特徴もない(という設定)庶民の女が意味もなくセレブ王子たちに好かれたら、大体周りのモブ女に「あんたみたいなのが跡部様(仮名)に近づくんじゃないわよ」と絡まれ、そこに王子がアーン(ただの効果音)と現れ「こいつに手出したら、ただじゃおかねえからな?」とヒロインを颯爽と助けるというのが、縄文時代から夢小説で繰り返されている様式美である。

しかし、いじめというのは元々ヒーローが見てないところで行われるものであり、王子が女子トイレまで助けに来れるのか、という話である。

だがプリレジェは、ヒロインはいつも一人であり友達がいる様子が全くないのだが、かと言って王子たちに好かれることにより、いじめられたり学校での立場がまずいことになっているという描写が今のところ一切ない(ちなみに貧乏設定だが貧乏描写もない)ので、ちょっと重い話を見るとすぐ胃がただれる私でもノーストレスで見ることができる。

じゃあプリレジェにモブ女はいないのか、というと大量にいるし、王子が出てくるたびにキャーキャー言う。しかしそのキャーキャー言っている相手が特に可愛くもない(という設定)ヒロインにこぞって熱を上げても「何であんな子に!」とは一言も言わない。

では王子がヒロインに熱っぽいことを言っている時モブ女は何をしているかというと

静かにしている。

 

なんというマナーの良さであろうか、このようにプリレジェの見やすさは「モブ女の民度の高さ」で成り立っている

もうヒロインに絡むモブ女は古い、王子たちには騒ぎつつも重要な時には黙る、これが次年号のモブ女だ。そういうモブに私はなりたい。

 

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