ひとりでしにたいコミックデイズに移籍
モーニングツーで連載中だった「ひとりでしにたい」がコミックDAYSに移籍となります。
今週からコミックDAYSで新連載という体で、今までの連載分が毎週日曜日に再放送されて、秋ごろに新作が連載再開になります。
少し間が空いてしまいますが、WEB連載になったことにより、雑誌よりある意味たくさんの人に見てもらえるのではないかと思いますので引き続きよろしくお願いします
以前、打ち切りを宣告された自分の漫画の自薦を自分でするという、地獄みたいな仕事をした時も書いたが、1話目が読まれるたびに毎回「結局ハイスペ男とくっついて解決かよ」と怒られるのだが、自分的にはリアルで暗い話だから、少しぐらいファンタジー要素を入れた方が良いのでは、という「良かれと思ってポリス沙汰」案件である。
だが、結婚して解決です!という話にするつもりはないが、結婚しないとも言わない。ただどれだけ先のストーリーを考えていたとしてもそこまで描く以前に、再び終われと言われる可能性も大なので、いろんな意味でなんとも言えない。
大体、孤独死は例え金持ちと結婚して子供を産んでも完全に解決できるものでもないのだ。
一日68時間ツイッターを見ていると、結婚して子供を産んだおかげで大変な目に遭っている女性の悲痛なバズツイを毎日3つぐらいは見られるし、多くの人間がそれを見ているはずだ、それにも係らず何故日本には未だに「女は結婚で安泰論」が根強く残っているのか不思議なぐらいである。
自分の嫁を全く安泰させていない既婚男性までそう思っていたりするぐらいだから相当根強い、ブラジルまで貫通していると思う。
そもそも私が孤独死をテーマにしようと思ったのも、自分も結婚しているが子どももいないし、持ち前のコミュ障で親戚とも疎遠だし友達もいないので「このまま何事もなく、順調に行けば孤独死」だと思ったからだ。
核家族が当たり前な昨今、結婚しても子どもがいても「最終的に1人」になる可能性はかなり高いのではないだろうか。
もちろん、女性だけの問題だけではなく、男性も同じような問題がある、むしろ孤独死は割合としては男性の方が高く、もちろん独身男性に限ったことではない。
このように調べれば調べるほど、誰でもする可能性があるのが「孤独死」なのだ。
だが、逆に家族がいなくても金がなくても、適切に動けば、最悪でも避けられるが孤独死であるとも思う。
主人公が独女なので、独身女性向けというわけではなく、誰もがする可能性があるという意味で、全員、つまり60億人買っていただきたいと思う
1巻発売中、売れないと連載自体が死ぬ(死にかけた)のでよろしくお願いします
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